使用されることが多い2種類の生地
のぼり旗には幅広い種類の素材を利用できます。のぼり旗に使われることが多いのは
ポンジーという種類の生地です。この素材を利用して作られた旗も多く、
使いやすいのでさまざまな種類の製品に使用されています。
この種類の生地と似たような特徴を持っているのは、トロピカルという種類の生地です。
この2種類の素材は非常に似ているので、生地のことについて詳しい知識を持っていない人が見れば
正確に見分けることは非常に難しいです。
布のことに詳しい人であっても、この2つのものをはっきりと見分けることはできないかもしれません。
それくらいこの2つのものは、似たような特徴を持っています。
共通している特徴を持っているので、代用品として使用されることもあります。
この2種類の素材は使用されている材料も共通しています。
どちらも、使用されているのはポリエステル製の糸だけです。
そのために、どちらもポリエステルの持っている特徴を共通して持っています。
シワができにくいことも、ポリエステルで作られている生地に共通している特徴です。
作り方が同じであることもこの2つのものの共通点で、どちらも平織りという方法で織られています。
2種類の生地の異なるところ
のぼり旗に使用されることがあるポンジーとトロピカルの生地は、いくつかの点で違いがあります。
特に大きな違いとしてあげることができるのは、生地を織る時に使用されている糸の種類です。
この2つのものに使われている糸は太さに大きな違いがあります。
前者に使用されているものの太さは、後者に使われているものの、およそ2分の1の太さです。
このような使用されている糸の違いが、完成した生地の違いにもなっています。
この2つの素材は、見た目も微妙に異なっています。
見た目の違いとして特徴的なことは、透け感が違うところです。
一般の人には透け感の違いはわかりにくいかもしれませんが、さまざまな生地に関する
知識を持っているプロならば、透け感の違いを見分けることは可能です。
この2種類の生地は、それぞれ重さも異なっています。前者の生地の方が後者よりも軽量です。
使用されている糸が細いので、全体の重量も軽くなっています。
厚さもこの2つのものは違いがあります。厚みがあるのは後者の方です。
トロピカルの方が0.06ミリメートルほど生地が厚いです。
ですが0.06ミリメートルしか差がないので、見た目だけでは厚さの違いはほとんどわかりません。